単身パック最安業者の損しない選び方【2021年1月版】
単身パックプランの実態とは?
引越し費用の相場って、知りたいけどわかりにくいですよね。
作業にかかる時間に距離とオプション費を足したものに、人件費を足して計算するため、はっきりしないんです。
また、3月や9月の引越しシーズンですと、引越し料金が3割以上値上がってしまいますので注意しましょう。
更に引越しの際に忘れてはいけないのが、どのプランにしたらよりお得になるのかを考慮すること。
中でも、1人暮らしのように荷物が少ない方用のプランが「単身パック」です。
ちなみに引越し料金は、一括見積もりをすれば、どこの業者がオトクなのか比較することができます。
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この単身パックのメリットは荷物が少なければ少ない程格安で済む、といったことにあります。
例えば、インパクトあるCMが記憶に残る日通の単身パック。
荷詰めするBOXサイズがS・L・Xと複数用意されており、最大のXサイズであればベッドやソファーを運ぶことさえ可能になります。
これに関しては単身パックだからと言って、荷物を減らさなくても良いというのが嬉しいですよね。
WEB割や、エリア割を利用すると更に2,000〜4,000円も引かれますから東京から大阪程度の距離であれば、Sサイズで5万円以内で引越しが出来ます。
同様の単身パックは他業者にもあり、クロネコヤマトによる「単身引越しサービス」、サカイ引越しセンターでは「らくらくコース」「節約コース」といった名称になっています。
ここで重要なのは、日通と同様にWEB予約割が付いているか・普段使うカード類のポイントが溜まるかといった点なのですが、この基準を満たしている業者がクロネコヤマトやアリさんマーク・アート引越しセンターとなっています。
しかし単身パックがいくら安いとは言え、指定の箱が30箱以上になったり、家電や大型家具を沢山運ぶ必要があるのなら単身パックでは運びきれません。
別途で運搬費が嵩んでしまう前にプランの見直しが必要です。
あくまでも荷物が少ないからこそ、安く引越しが可能なのだということを忘れてはいけません。
より安く見積もりたいのなら、運搬する物を減らす為にリサイクルショップを利用しましょう。
各引越し業者の単身パックシステムを教えて!
荷物の少ない際の引越しに利用したい単身パック。
各業者どこでも同様のプランがあるのですが、ここでは“価格.com”で見た平均額を3社比較していきます。
1.クロネコヤマト
引越し侍で検索してみても、平均額が約34,000円と格段に安く済むのがクロネコヤマトの特徴です。
小荷物向けのプランとして「単身引越しプラン」がありますが、これを使うと約13,000円で引越しできる他、WEBで予約すると2,000円も値引きして貰えますよ。
2.日本通運
日通の場合公式のホームページにも明記してある通り、単身のS・Lパックで15,000〜16,000円程度で引越しが出来ますし、割引を上手く利用すると最大4,000円もお得になります。
価格だけ見るとクロネコヤマトと迷いますが、マイルの他Pontaや楽天ポイントを集めているのであればポイントが溜まる分日通がお得です。
3.アート引越しセンター
アート引越しセンターは単身引越し向けにレディースパックと学割パックを用意しており、こちらは約25,000円になっています。これを見ると、決して安いとは言えませんよね。
ここで注目したいのが、学割パック以外で使える“引越し待ち割”と呼ばれるキャンペーン。
引越しの予定を全て業者に任せるというシステムで、何と料金が半額になってしまうのです!
日にちは業者任せではありますが、必ず利用者と相談した上で引越し日が決まりますので完全に日程から外れるわけではありませんので、お得感がありますよね。
このように引越しの価格は決まりがある訳でもなく、バラバラ。
私も引越しをする際参考となる価格を公式で探してみましたが、はっきりした価格を書いている業者は少ないですね。
これは日付や荷物量といった具体的な数字を入力し、実際に見積もりを行わないと価格が分からないからなんですね。
単身パック料金を考えるときも、複数の業者に一括で見積もりをして比較する必要があります。
今回は引越し侍と公式サイトを見比べましたが、その他にも沢山のサイトがありますし、レビューや評価を見て1つに絞っていくというのも合理的ですね。
1人暮らしなら格安な単身パックがオトク!
今までの説明のようにお得な単身パックですが、総括すると通常の引越しよりも4万円もお得になるので利用しないと、確実に損です。
各引越し業者の単身パックシステムを教えて!でも述べましたが単身パックは核家族化が進んでいる現在、ほぼ全ての事業者に存在していると言っても過言ではありません。
となると、結局どこに頼んだら良いのか?との話になりますよね。
まずは安上がりにする為に平日を引越し日に設定し、出来る限り運ぶ物を減らすこと。
引越し料金の相場を知るためにも比較サイトから数社を選び、見積もりを立ててもらうことを頭に入れておく必要があります。
口下手な人は言いにくい場合、他業者で提示された金額を言うだけで良いので心配する必要はありません。
単身パックといえば、やはりクロネコヤマト
クロネコヤマトの単身パックは元祖単身パックと言われており、最も有名ですね。
ということはすなわちクロネコヤマトの単身パックが一番お得ということになるのでしょうか?
管理人の実体験をもとに、クロネコヤマトの単身引っ越しパックと他社の比較をしてみたので、ご紹介していきます。
公式サイトの価格はあまり意味が無い!?
単身で引っ越しをするにあたって最初に気付き、愕然としたのが「業者の公式サイトで料金を調べる意味は全く無い」と言う点です。
なぜかと言うと料金が変動する原因が様々だからです。
引っ越しには定価価格と言うものが無いものですので、引っ越しの需要が高まる時期なら料金がかさみますし、営業マンに会って話さなければ詳しいサービスなどが大きく変動するためです。
公式サイトでは標準で決められた価格しか載っていませんので、ほとんど役に立たないんです。
先に結論を言いますと、ある方法を利用して、相場が20万円くらいの引越し内容で、4万円程度で引っ越しできました。
距離は国内ですが海を越える必要がある、なかなかの長距離です。
引っ越しの荷物の全容は?
シャツなどの服
本
ゲームとそのソフト、
キーボードなどの小物類が入っている段ボール箱が十数個程度
大きい本棚1つ
パソコンデスクが1台
デスクトップのパソコンが1台
モニター
パソコンを使う時に座っていたデスクチェア1台
が主な内容です。
引越し時期は?
その時の引っ越し予定日は、業者が一番混雑して価格も高騰する3月の中ごろでした。
この時期の相場って、多分とんでもない額になっているんじゃないのかと不安になりながら、その地域に対応している業者にかたっぱしから問い合わせました。
この時に利用した一括見積サイトは、引越し価格ガイドと言うサイトです。
1回いくつかの情報を入力するだけで、いくつかの業者に一括で連絡できてとても便利でした。しかもその業者の見積もりを他の業者に提示することもできて、価格の競争をさせられるのが凄く画期的でメリットだと思いました。
クロネコヤマトの単身引っ越しパックも、一括見積サイト経由で連絡をしました。
数日たって一括見積のメールが返ってきました。
アリさんマークの引越社・アップル引越センターは自分の地域に対応していないので不可でしたが、その他の内訳は
日通 284,000円
サカイ引越センター 213,000円
クロネコヤマト単身引っ越しパック 198,000円
という感じでした。
田舎から関東への引っ越しなので距離はありますが、これはさすがに払えそうにない額です。
ある業者は即決で契約してくれるならもう少し割り引きますと言っていましたがそれでも20万円近くで、ほとんど変わりませんでした。
3月は他の月と比べて需要があるため2倍以上にも上がっているようで、途方にくれました。
どうしようもなかった時に思い付いたのが郵便での引っ越しというものです。
大きい本棚やチェアは現地で新しいのを買うことにして、ダンボールに入れていたどうしても必要な物だけを運ぼうと考えたのです。
本棚は単なる安物ですしチェアも適当なもので特に愛着があるわけでも無かったので・・・
3辺の大きさがゆうパックの最大の170cm(170サイズ)を超えなければ引っ越しに用いることもできるとのことでした。
数えてみるとダンボールが全部で18箱あったので、170サイズ×18になります。
ゆうパックのサイトで計算をしてみたら、なんと1個あたり2,110円、合計で42,200円で運べたのです。
10個以上をまとめて送ると20%割引と言うのもあって、ここからさらに安くなったんです。
本棚とチェアをリサイクルショップに売って、同時にいらないものもいくつか売ってみると10万円程度になり、新居でのチェアと本棚以外にも買えるほどの資金が出来ました。
結局単身の引越しはどれが一番オトクなのか?
ヤマトの単身引っ越しパックなどのような単身向けの引っ越しプランは様々ありますが、今回のような冷蔵庫やテレビ、ベッドと言った大きな家具が無い場合なら全部ダンボールに詰めてゆうパックで出してしまうのが一番いいのかもしれません。
家にあるダンボールとプチプチで梱包して郵便局に丸投げするだけで、引っ越しが出来ちゃうんですね。
最後に、どうしても大きなものを運びたいという時にはヤマトのらくらく家財便が良いと思います。
チェアと本棚の輸送をどうしようか悩んでいた時に見つけたのですが、梱包なども必要なく、170サイズ以上のものを運べるようですので一番安価かもしれません。
この場合だと結局大きなものは全部売り払ってしまいましたが、処分できないものがあれば検討してみてください。
また、やはり3月は新生活のスタートの急所となる時なので、早めに引っ越しをするのが一番手っ取り早いかと思いました。
編集後記
一人暮らしから訳あって実家に引越しすることになり、月に1度の帰省の際に少しずつ荷物を持ち帰っていました。
その甲斐あって、いざ立ち退くこととなった時にはダンボール4箱もあれば全ての荷物が持ち出せる程に。
海外旅行用のスーツケースが大活躍して帰省の時にはかなり効率よく荷物を持ち出せましたし、立ち退きの時にもケースごと宅配便で実家へ送ることでかなり手荷物を減らすことができました。
そんなわけで単身なこともあってかなりコンパクトになった私の引越し、引越し業者は利用せず全てクロネコヤマトにお願いすることにしました。
クロネコヤマトなら個人の少しの荷物でも集荷に来てくれるので大変ありがたかったです。アパートの2階だったので、すぐ近所に集荷所があるとは言え、女の手一つで全部運び出すのはなかなかきついです。
しかし、ここで一つ問題が発生しました。
布団もクロネコにお願いするつもりだったのですが、ビニールにくるんだだけの布団じゃ運んでもらうことはできないとのこと。クロネコの引越し用プランをあらかじめお願いしないといけなかったようです。
あいにく退去前日だったのでそのようなことはできず。途方に暮れていたらクロネコのお兄さんが提案をしてくれました。
それはダンボールで無理やり布団をくるんで発送するということ。
クロネコではダンボールを販売し、しかも持ってきてくれるそうなので一番大きいものをお願いしました。
一時はどうなることやらと思いましたが、クロネコのお兄さんの機転でどうにか無事全ての荷物を発送することができました。
驚いたのは、クロネコから譲ってもらえるダンボールの値段が30分歩いて買いに行ったホームセンターのものより安価だったこと。
自力で大きなダンボールを持って帰るのにはずいぶん苦労しましたので、最初から全部クロネコにお願いすればよかったのかとがっかりしました。
クロネコヤマトのサービスのよさに非常にびっくりさせられる引越しでした。
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